平成24年からスタートした里山里海プロジェクトによる大学の「里海体験実習」で、
当組合の組合長が金沢大学や北陸大学などの学生さんたちに向けて
「船凍イカ産地加工の挑戦~小木のいか釣今昔物語~」と題した
講演をさせていただきました。
(※当HP「お知らせ」2012年7月で紹介しました)
その時の学生さんの感想を一部ご紹介します。
●イカ釣りが、こんなにも厳しい世界だったのだと感じました。特に昔のお話を聞いていて、トイレが命懸け
だったり、飲み水もあまり飲めない環境であったことなど、本当に衝撃的なエピソードでした。
前田さんが12歳の若さで大人と一緒に船に乗り、18歳でリーダーになられたことは尊敬です。
強い心を持って努力されていたのだと感じました。政府からの規制など様々な壁を、
自分なりに考え工夫し、今のような形態までもってこられたことに大変感銘を受けました。
「命懸けでとってきたものだから自分で価値を決めたい」という言葉が印象的でした。
前田さんの常に前向きで逆行にも負けない強い心は、私たちも学ぶべきものだと感じました。
●実際に船に乗っていた人のリアリティのある話(船の排泄事情やお客からの苦情電話対応など)が
聞けて面白く、また商品として海産物をみてそれをどう食卓に届けるかというのも
これからの重要なファクターだと思いました。
●実際にいかをブランド化(鮮度の観点)している方の話だったのでとても興味深かった。
初年度の実習目標は「身近な自然である里海の重要性と現状・問題点を知る」
だったそうです。
組合長の講義が感性豊かな学生の皆さんの、何かしらお役に立てれば幸いです。
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